高山市委託事業「匠プロジェクト」を実施しました

高山市委託事業「匠プロジェクト」を実施しました

官民が一体となって木育・森林環境教育を推進する取組「匠プロジェクト」を実施しました。

2026年7月4日(土)、高山市清見町牧ケ洞の市有林と高山市清見支所を会場に、市内の小中学生とその保護者21名(大人10名・子ども11名)が参加し、林業体験と木工体験を行いました。

今回のテーマは、森林を健全に育てるために欠かせない「間伐」。
参加者は森林の役割や木の循環について学び、自分たちで伐採した木を使って一輪挿しを作るグリーンウッドワークにも挑戦しました。
森林と暮らしとのつながりを体感しながら、世界に一つだけの作品づくりを楽しみました。

午前:林業体験

午前は、ヒノキを使ったネイチャーゲームで森林への興味を深めるところからスタート。

その後は森林へ入り、林業の専門家 飛騨高山森林組合の講師より、森林の役割や間伐の必要性について学びました。参加者全員でロープを引いて樹木の伐倒を体験。木が大きな音を立てて倒れる迫力に、驚きの声が上がりました。

さらに、伐採した木の枝払いを行い、のこぎりで丸太を切り分ける作業にも挑戦。

間伐により、すき間ができることで光が入りやすくなり、残った木々がのびのび育つ元気な森になります。

間伐前
間伐後

森の手入れが森林を健全に育て、その木材が私たちの暮らしへとつながっていることを、体験を通して学ぶ貴重な機会となりました。

午後:木工体験

午後は、午前中に自分たちで伐採したみずみずしい生木を使い、市内のグリーンウッドワークの講師指導のもと、グリーンウッドワークによる一輪挿しづくりを行いました。

グリーンウッドワークは、伐ったばかりのみずみずしい生木を、手道具で割ったり削ったりしながら、暮らしの道具を作る木工です。
参加者は木の香りや手触りを感じながら、一本一本異なる木目や形を生かした作品づくりに取り組みました。

完成した一輪挿しは、それぞれの個性が光る世界に一つだけの作品となりました。
自分たちで伐採した木が暮らしの中で使える道具へと生まれ変わる体験を通して、森林資源を大切に活用することや、木の魅力への理解を深める一日となりました。

参加者の声

  • 「林業は大切だと分かっていても、身近に感じる機会は少なく、もっと知りたいと思いました。」
  • 「実際に体験することで達成感があり、とても充実した時間でした。」
  • 「高山市は森林が豊かなまちですが、日常生活の中で木や森林に触れる機会は意外と少ないと感じました。」
  • 「普段は入ることのできない森林で間伐や丸太の切り出しを体験でき、とても貴重な経験になりました。」

森林での体験から木工までを一日を通して行うことで、参加者は森林と私たちの暮らしとのつながりを実感し、木や森を身近に感じる機会となりました。
今後も木育・森林環境教育を通して、森林の大切さや木の魅力を伝える取組を進めていきます。