高山市委託事業「ちよだ・たかやまの森交流ツアー」実施しました!

高山市委託事業「ちよだ・たかやまの森交流ツアー」実施しました!

東京都千代田区と岐阜県高山市は、共同で森林整備を行うとともに、森林体験などを通じた相互交流を進めています。

8月2日、その取り組みの一環として、今回で4回目となる「ちよだ・たかやまの森交流ツアー」を開催しました。

当日は、千代田区から21人(大人11人、小学生10人)、高山市から27人(大人12人、こども15人)の合計48人が参加し、林業体験や木工体験を通して、森林や木の魅力に触れながら交流を深めました。

午前は、森の中で林業体験!

はじめに、飛騨高山高校環境科学科の生徒によるアイスブレイクを行いました。

各グループで円になり、それぞれ異なる種類の木の棒を1本ずつ持ち、合図に合わせて一斉に手を放し、隣の人の棒が倒れる前につかむというゲームです。

木によって長さや太さ、重さが異なるため、木の違いも楽しみながら挑戦しました。

何度もタイミングを合わせ、声を掛け合いながら協力するうちに自然と笑顔が生まれ、参加者同士の距離をぐっと縮める楽しい時間となりました。

その後、一之宮町内の森林へ移動し、4つのグループに分かれて森林体験をスタート。

高校生から森林や間伐について説明を受けた後、飛騨高山森林組合の皆さんを講師に迎え、チェンソーで木に受け口・追い口を入れ、木に取り付けたロープを参加者全員で引っ張り、伐倒を体験しました。

さらに、伐採した木の枝を落とす「枝払い」や、木を適当な長さに切る「玉切り」にも挑戦。
のこぎりを使って実際に木を切ることで、森林の役割や、私たちの暮らしを支える木材利用について学びました。

林業体験の後は、位山交流広場センターハウスで昼食。
お昼休憩では、ひだ木遊館オリジナルの、質問形式のビンゴに挑戦しました。
千代田区民と高山市民双方の交流ができ、一緒に景品を取りに来たり、その後館内で遊んだりと仲良く過ごしていました。

午後は、グリーンウッドワークでスツールづくり

午後は、市内の木工職人をはじめとした講師の指導のもと、午前中に伐ったばかりの生木(なまき)を使った「グリーンウッドワーク」に挑戦しました。

丸太を手道具で二つに割ったり、「削り馬」と呼ばれる作業台にまたがり、木を削って少しずつ形を整えていきました。

伐ったばかりの生木は水分を多く含み、比較的柔らかく削りやすいため、小学生の子どもたちも夢中になって、一生懸命作業に取り組んでいました。

みずみずしいヒノキに触れ、「こんなに水分があるんだ!」と驚く場面も。
会場いっぱいに広がるヒノキの香りも楽しみながら、木の手触りや香り、削る感触などを五感で感じる木工体験となりました。

木を伐るところから、自分の手で家具として形にするまでを体験したことで、森林と私たちの暮らしとのつながりや、木の持つ魅力をより身近に感じる一日となりました。

スツールを完成させた参加者は、木のストラップづくりにも挑戦。
それぞれが思い思いの作品を仕上げ、大事そうに持ち帰っていました。

参加者の声

  • たくさんの人が関わっているイベントにびっくり、感動しながら、本当に楽しませていただきました。
  • その日に切った木を自分で選んで加工して椅子を作るなんて、貴重すぎる体験をさせていただけて、幸せでした。
  • 森林組合の方やいろいろな交流を通して、木の大切さを知ることができました。

千代田区と高山市、それぞれの地域から集まった参加者が、森林の中でともに学び、ともに木に触れ、ともに作品をつくった「ちよだ・たかやまの森交流ツアー」。

これからも、森林を通じた交流を大切にしながら、森と人、人と人とのつながりを育んでいきます。